受取・支払の表示だけを見ず、価格差、スプレッド、手数料、為替を含む保有の純損益で判断します。
調整額は名称ではなく発生理由で分ける
| 区分 | 主な発生理由 | 確認項目 |
|---|---|---|
| 金利・ファンディング調整 | 期限なし建玉の資金調達、基準金利、会社所定加減算 | 買い/売り、年率、日数、判定時刻、3日分等の扱い |
| 価格調整 | 参照先物の限月交代や商品設計上の価格差 | 対象日、旧・新参照価格、価格変化との対応 |
| 権利・配当相当 | 配当、分配、株式分割等のコーポレートアクション | 権利日、売買方向、税・控除、対象数量 |
| 借株・貸株関連 | 個別株の売り建玉に必要な株券調達等 | 年率・日率、変動、売り受付停止 |
| 為替換算 | 外貨建て損益・費用を口座通貨へ換算 | 換算レート、手数料、反映時刻 |
受取額だけを利益として数えない
保有の純損益 = 価格差損益 + 調整額の純受払 − スプレッド・手数料・為替費用
価格調整額は、参照先物の交代に伴うCFD価格の変化を調整する設計であることが多く、受取表示と価格側の不利な調整が対になる場合があります。金利調整も売りが常に受取、買いが常に支払とは限りません。基準金利や会社の加減算が変われば方向が変わることがあります。
30日保有の確認手順
- 銘柄詳細で調整区分と判定時刻を確認する
- 予定保有期間中の権利日、限月交代日、休場日を確認する
- 買いと売りの両方について、現時点の受払を円換算する
- 往復スプレッド、売買手数料、為替換算を加える
- 調整額が変動した場合と価格が不利に動いた場合を別々に試算する
過去の調整額、カレンダー、表示年率は将来の受払を保証しません。調整額目的の建玉でも、価格変動、証拠金率変更、ロスカット、取扱終了のリスクがあります。
金利調整額と調整額受取ポジションの純額計算も参照してください。
一次・公式情報:東京金融取引所「清算決済業務」、IG証券「取引コスト」(期限なし・期限あり商品の費用区分、2026年7月17日確認)。
編集方針:一般的な情報提供であり、個別の投資助言ではありません。商品条件は公式書面が優先され、実質的な変更があった場合だけ確認日と本文を更新します。