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BID・ASK・スプレッド・スリッページ

CFDのBID、ASK、MID、スプレッド、スリッページ、ギャップを取引画面と円コストに結び付けて解説します。

価格用語は定義だけでなく、どの価格で新規・決済し、何ポイントが円損益になるかまで確認します。

BID・ASK・スプレッドを1組で読む

用語取引画面での意味確認すること
BID(売値)利用者が売るときに参照する提示価格買い建玉を決済するときもBID側になる
ASK(買値)利用者が買うときに参照する提示価格売り建玉を決済するときもASK側になる
スプレッド同時点のASKとBIDの差固定か変動か、通常時と急変時の差
MID(仲値)BIDとASKの中間値として表示される参考値MIDで約定できるとは限らない
表示スプレッド = ASK − BID

たとえばBID 39,998、ASK 40,002なら差は4ポイントです。新規買い直後に同じ提示価格で決済すると、価格変動がなくてもASKで買い、BIDで売る差が損益へ反映されます。円コストは「4ポイント×1ポイント価値×数量」で確認します。

スプレッドとスリッページは別のコスト

スプレッドは同時点の2つの提示価格の差、スリッページは注文時に比較した価格と実際の約定価格の差です。画面更新、通信、相場変動、注文数量、流動性、注文方式により生じます。有利な方向の差が生じる場合もありますが、損失限定の見積りでは不利な差を想定します。

場面起こり得ること記録
重要指標・決算提示価格の更新とスプレッド拡大注文時刻、BID/ASK、約定価格
週明け・休場明け前回終値と開始価格のギャップ取引休止時間、逆指値の約定差
大口注文全部または一部が異なる価格で約定約定数量ごとの価格

比較するときは同じ時刻・同じ数量にそろえる

  1. 正式銘柄名、通貨、期限あり/なしをそろえる
  2. 同じ時刻のBIDとASKを記録する
  3. 1ポイント価値と数量を掛けて円換算する
  4. 予定する往復回数と保有日数を加える
  5. 急変時の最大表示ではなく、通常時とイベント時を分けて記録する

「最小スプレッド」や一時点の画面だけで年間コストを断定しないでください。会社・銘柄・時間帯により提示条件は変わり、通常の逆指値は指定価格での約定を保証しません。

一次・公式情報:日本証券業協会「証券CFD取引において想定されるリスク」IG証券「スリッページの定義」(2026年7月17日確認)。

編集方針:一般的な情報提供であり、個別の投資助言ではありません。商品条件は公式書面が優先され、実質的な変更があった場合だけ確認日と本文を更新します。