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証拠金維持率・余力・ロスカット

必要証拠金、有効証拠金、余力、証拠金維持率、マージンコール、証拠金不足、ロスカットの違いを解説します。

会社ごとに式と危険方向が違う証拠金表示を、通知・不足・強制決済の段階に分けて読みます。

証拠金画面の数字は4層に分ける

用語一般的な役割注意
必要証拠金・発注証拠金新規注文や建玉維持に必要な額価格、数量、証拠金率の変更で増える場合
有効証拠金・口座純資産残高へ評価損益・調整額等を反映した値会社ごとに控除項目や更新時点が異なる
余力・発注可能額新規注文や損失吸収に使える残余全額を新規建てに使うと変動余地が減る
維持率・使用率純資産と必要証拠金の関係を比率表示分子・分母と危険方向が会社で異なる

「維持率100%」という同じ表示でも、会社によって計算式、判定単位、更新間隔、アラート、ロスカット執行が異なります。数字だけを他社と横比較せず、取引ルールの式とセットで読みます。

マージンコール・証拠金不足・ロスカットを分ける

状態一般的な意味利用者の確認
アラート余力低下を通知する段階通知の有無と基準。通知到達を保証しない
マージンコール・不足追加預託や建玉縮小が必要となる状態判定時刻、解消期限、未解消時の処理
ロスカット所定条件で建玉を強制決済する処理口座全体か建玉単位か、執行順序

ロスカットは損失額や残高を保証する仕組みではありません。ギャップ、取引休止、流動性低下、システム状況により判定水準より不利な価格で決済され、預託証拠金を超える損失が生じる可能性があります。

余力をストレステストする

  1. 全建玉を円換算した想定元本を集計する
  2. 撤退候補までの価格差損失を数量ごとに計算する
  3. 週明けギャップ、スプレッド拡大、為替変動を加える
  4. 証拠金率が引き上げられた場合の必要額を試算する
  5. 同時に不利になる相関建玉を一つのリスク群として計算する

証拠金の基本必要証拠金変更のシナリオも参照してください。

一次情報:東京金融取引所「個人のお客様向け清算決済業務」日本証券業協会「証券CFD取引において想定されるリスク」(2026年7月17日確認)。

編集方針:一般的な情報提供であり、個別の投資助言ではありません。商品条件は公式書面が優先され、実質的な変更があった場合だけ確認日と本文を更新します。