2026 ISSUE012026.07
CFD取引徹底比較>CFD取引の基礎知識>CFD取引のデメリット
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Contract For Difference
CFD取引のデメリット
仕組み・損失・費用・権利を分けて確認
CFDは、価格差を証拠金で取引するため、現物商品とは異なる損失条件と費用があります。便利さだけでなく、取引できない場面も含めて判断します。
ロスカットがあっても損失上限は保証されず、急変時には証拠金を上回る損失が生じる可能性があります。
CFD JOURNAL
主な7つの弱点
損失が大きくなる
取引金額が口座純資産より大きいほど、小さな価格変動でも資金に対する損益率が大きくなります。
契約条件が複雑
証拠金、ロスカット、提示価格、取引単位、注文条件を商品別に読む必要があります。
価格と流動性
店頭CFDでは取扱会社が売値・買値を提示し、急変時にはスプレッド拡大や取引制限が起こり得ます。
保有コスト
金利・価格・権利調整額が発生し、受取・支払は商品と建玉方向で異なります。
原資産を保有しない
株主・受益者ではなく、議決権や株主優待等の権利を取得しません。
相手方・システム
取扱会社の信用、カバー取引、通信・システム障害、注文状態の確認が必要です。
税務確認が必要
一定のCFDは先物取引に係る雑所得等として扱われ、現物株と損益通算区分が異なります。
CFDを見送るべき状態
- 取引金額、1ポイントの損益、最大許容損失を円で説明できない
- ロスカットと自分の逆指値の違いが分からない
- 生活資金や借入金を使う予定がある
- 契約締結前交付書面や取引ルールを読めない
- 損失を取り戻すために取引数量を増やそうとしている
一次情報:日本証券業協会「証券CFD取引において想定されるリスク」(2026年7月15日確認)。
デメリットを取引前の中止条件へ変える
| 弱点 | 観測するもの | 中止・縮小の例 |
|---|---|---|
| 損失拡大 | 想定元本、実効レバレッジ、許容損失 | 最小数量でも許容額を超える |
| スプレッド拡大 | 通常時との差、取引時間、イベント | 想定利益幅に対する費用が大きすぎる |
| 日越え費用 | 方向別調整額と保有予定日数 | 保有根拠より費用負担が先に大きくなる |
| 取引休止 | 原市場時間、メンテナンス、休日 | 決済できない時間に過大な建玉を持つ |
「避けられるリスク」と「残るリスク」
数量縮小、逆指値、保有期間短縮でリスクを減らせる場合はありますが、ギャップ、約定拒否、流動性低下、会社の信用・システムリスクをなくすことはできません。対策後にも残る損失を口座資金で負担できるかを判断します。
