Contract For Difference
CFDはリスクヘッジ目的の投資としても活用できる
CFD取引を活用してリスクを回避しよう
CFD取引は、空売りが利用できるため、相場の下落局面などで現物株を手放すことなく、リスクをヘッジ(回避)するための目的にも利用できます。たとえば株主優待や配当を期待する銘柄なので簡単に現物を手放したくないが、しばらく株価が下がりそう。といった時などにCFD取引でカラ売りをすれば、現物を手放すことなく株価下落リスクをヘッジできます。
CFD取引徹底比較-証券CFDナビ-
CFD取引を使って他の投資のリスクをヘッジしよう
リスクヘッジとは「リスクを回避すること」を意味しています。
たとえば、ある会社の株式を保有すると色々なリスクを抱えることになります。大きくいえば「株価の変動によるリスク」なのですが、なぜ株価が変動するのか?と追求すると色々な要因があることがわかります。
・国の経済全体の評価
・金利動向
・その企業の業績等 など
このようにリスクも分解すると色々にわかれてきます。たとえば、多額の負債を抱えている会社は「市場金利が上がることで金利負担が増加⇒業績に悪影響⇒株価下落」となります。その他にも「日経平均が下落⇒相場の値下がりを受けてその会社の株価も下落」というようなこともあります。
このようなリスクを回避するのが「リスクヘッジ」です。CFDを使ってどんなリスクヘッジができるのでしょうか?
金利リスクに備える
CFD取引では「債券(国債)」に対する投資もできます。ややこしい説明は省きますが「国債価格と金利は逆の関係にあります(国債価格があがる=金利が下がる)」。ですので、金利が上がることに対してリスクヘッジをするのであれば「国債を売る(ショート)」というポジションをもてばそのリスクに備えることができます。
金利があがる(国債価格が下落する)→国債をショートしているため、価格下落分が利益になる。国債ショートによりでた利益分が「金利があがることで生じた他の株の損失を埋めることになります」
相場全体のリスクに備える
同じように、相場全体のリスクに備えるのであれば「個別株を現物で買い」「株価指数をCFDでショート(空売り)」というのもOKです。株価指数(日経平均など)が下がることで生じる個別株の価格下落は株価指数のCFDショートによりヘッジされます。ちなみに、こういったリスクヘッジを「マーケットニュートラル」といいます。
株は売りたくないけど、価格が下がりそうな時のリスクヘッジ
たとえば長年持っている株で売りたくないという場合(株主優待など複数年保有することで優待がアップするような会社もあります)、でも株価が下がりそう。という場合には現物株を売らずにCFDで個別株をショートするといったこともできます。
こうすることで個別株の株価がさがったとしてもCFDのショートが利益がでているのでその損失を穴埋めすることができます。
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