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2026 ISSUE012026.07
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同じサービスの中で資金と台帳を分けた2つの口座の概念イラスト

2つの口座を分けて確認

トライオートCFDの2口座の違いと取引前の確認点

インヴァスト証券は2026年7月18日にトライオートETFをトライオートCFDへ統合しました。現在は「株価指数CFD口座」と「バラエティCFD口座」があり、同じサービスでも資金・建玉は別々に管理します。

銘柄名だけで選ばず、どちらの口座で取引するか、必要証拠金、取引数量、停止後の注文を順に確認しましょう。

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株価指数CFDとバラエティCFDを比較

従来のトライオートCFD口座は「株価指数CFD口座」、トライオートETF口座は「バラエティCFD口座」になりました。7月9日の名称変更案内と7月19日の実施後発表を照合しています。

確認項目株価指数CFDバラエティCFD
対象株価指数先物を参照する店頭CFDETF等を原資産とする店頭CFD。ETFの現物購入とは異なる
主な銘柄日本225、米国D30、米国NQ100、米国S500、米国R2000、ドイツ40、イギリス100、香港HSの8銘柄ナスダック100、半導体、量子コンピュータ、SPDRゴールドなど。対象ETFと売買条件は銘柄別に確認
必要証拠金時価評価額の10%以上。個人・法人とも最大10倍時価評価額の20%以上。個人・法人とも最大5倍
数量の単位最小0.1 Lot。1 Lotあたりの数量は銘柄によって異なる「口」で指定。銘柄・手動/自動・売買方向によって最小数量や発注可能方向が異なる
時間の確認銘柄別の取引時間を確認。香港HSには日中の中断時間がある日本・米国銘柄で時間帯が異なる。米国銘柄は夏時間にも注意
取引方法自動売買とマニュアル注文自動売買とマニュアル注文。対応する銘柄・売買方向を確認

2026年10月2日の公式取引概要と、2026年7月20日交付の取引説明書を確認。休日・メンテナンス・数量制限などの最新条件は発注前に確認してください。

たとえば「米国NQ100」とバラエティCFDの「ナスダック100」は、同じ米国株式市場に関係していても参照する原資産や数量の単位が違います。レバレッジ型ETFを原資産とする銘柄もあるため、銘柄名の「ダブル」「トリプル」と口座の最大レバレッジを取り違えず、原資産まで確認してください。

資金と有効比率は口座ごとに見る

サービスの統合後も、2口座の資金・建玉は統合されません。バラエティCFD口座に残高があっても、そのまま株価指数CFD口座の余力として数えることはできません。発注する口座の有効証拠金と必要証拠金を確認します。

条件をそろえるため、円換算した想定元本をそれぞれ10万円とし、必要証拠金率だけを比べると、株価指数CFDは1万円、バラエティCFDは2万円です。これは説明用の計算で、実際の最小取引額や推奨入金額ではありません。銘柄の数量単位、売買価格、為替換算、端数処理によって画面の必要額は変わります。

有効比率 = その口座の有効証拠金額 ÷ 必要証拠金額 × 100%

必要証拠金と同程度の資金だけでは、発注直後の価格差や評価損でも余力がなくなることがあります。公式ルールは有効比率100%以下でロスカットですが、一定間隔の判定のため、100%ちょうどでの決済や損失額の上限を保証しません。証拠金を超える損失も起こり得ます。

口座間で振り替える場合は、移動元の建玉も先に確認します。振替指示額は移動元の有効証拠金から差し引かれ、有効比率が下がります。片方の不足を補う操作が、もう片方のロスカットリスクを高めることがあります。

自動売買の停止後に残るもの

株価指数CFDの公式ルールでは、自動売買を停止したときに建玉があれば、設定済みの決済注文はそのまま有効です。「停止済み」の表示だけで、保有建玉や決済注文がなくなったとは判断できません。

  1. 発注した口座と自動売買の設定を特定し、稼働状態を確認する。
  2. 建玉一覧で銘柄・方向・数量・評価損益を確認する。
  3. 注文一覧で決済注文の有無、価格、数量を確認する。
  4. 決済する場合は、対象建玉と方法を確認して実行し、約定履歴と残建玉を再確認する。

同ルールでは、発注エラーになった注文は自動で再発注されません。建玉が残っていれば、自分で決済する必要があります。バラエティCFDについても、対象区分の注意事項と実際の残建玉・注文を確認し、株価指数CFDの仕様をそのまま当てはめないでください。

CFD自動売買の検証手順では、稼働前に同時建玉、含み損、想定レンジ外の処理を整理できます。決済方法の違いは逆指値・IFD・OCO・IFO注文の仕組みと設定例も確認してください。

取引を始める前の確認順

  1. 口座と原資産:株価指数/バラエティの区分、対象指数やETF、取引通貨を確認する。
  2. 数量と時間:最小数量、1単位の数量、手動/自動の別、売買方向、当日の取引時間を確認する。
  3. 資金:発注先口座の有効証拠金と必要証拠金を照合し、複数の注文が約定した場合も計算する。
  4. コスト:提示スプレッド、持越し時の金利・配当相当額または金利・貸株料調整額を確認する。取引手数料0円でも取引コスト0円とは限らない。
  5. 停止・決済:自動売買の損切り設定、停止後の処理、残建玉・残注文を確認する。シミュレーションの利益だけで数量を決めない。

統合後のよくある疑問

昔の残高報告書に「トライオートETF」とあるのは誤りですか?

名称変更案内では、統合前に作成済みの取引残高報告書は名称を修正しないとされています。報告書の対象日と現在のバラエティCFD口座を照合してください。

バラエティCFDでETFそのものを保有しますか?

現物のETFを購入する取引ではなく、ETF等を原資産とした店頭CFDの差金決済取引です。現物保有と同じ権利やコストになるとは考えず、契約締結前交付書面を確認してください。