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Contract For Difference

CFD取引は空売りでは金利がもらえる(オーバーナイト金利)

CFD取引においては、空売りをした場合金利(オーバーナイト金利)をもらうことができます。これは、投資家のポジションがショートとなる場合、空売りをすることで株式を売却した分の現金が入りますがその現金をCFD取引業者に貸している形となるために発生するものです。FXのスワップと似た仕組みとなっています。

CFD取引徹底比較-証券CFDナビ-


空売りでオーバーナイト金利がもらえる

CFD取引では、空売りをしている投資家は「オーバーナイト金利」と呼ばれる金利を受け取ることができます。これは、ショートポジション(空売り)を持つということは、ショートしている株式を売るということになります。この場合、株式をうった代金を受け取りますが、これをCFD取引業者に貸していることになります。

そのため、投資家は空売りをした場合、取引業者からその分の金利を受け取ることができます。これを「オーバーナイト金利」と呼びます。この金利水準についてはショートしている通貨によって変わります。

おおむね、オーバーナイト金利は通貨の政策金利(短期金利)により変わります。これらはそれぞれの通貨により異なり、日本株を空売りした場合は円の政策金利、米国株の場合はアメリカドルの政策金利に、ヨーロッパ株の場合はユーロの政策金利におおむね近くなります。

たとえば、米ドルの短期金利が3%の場合、米国株を100万円分ショートした場合、年間で3万円のオーバーナイト金利を受け取れます。基本的には、1日単位となり、この場合1日でおよそ83円のオーバーナイト金利を受け取ることができます。

仮にレバレッジ5倍で取引してた場合、投資資金は20万円ですから、利回りに換算すると年率15%もの金利を受け取ることができるということになります。

※ただし、配当金などが出るタイミングで株を持ち続けた場合にはオーバーナイト金利よりも高額な配当調整分のコストがかかりますのでご注意ください。

 

買いポジションを持った場合は、逆にオーバーナイト金利が生じてしまう

一方で、ロングポジション(買い)をとった場合には、オーバーナイト金利が生じてしまいます。発生の仕組みは空売りをした場合の反対で、買いポジション(ロングポジション)を持った場合には、オーバーナイト金利分を支払う必要があります。
日本株のように、金利が低い国のオーバーナイト金利では、たいした負担にはなりませんが、南アフリカなどの高金利の国の投資商品を買った場合には高額のオーバーナイト金利が生じてしまいます。
(詳細は「買いポジションには金利がかかる」)

 

 

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